2016年11月22日にポケモンGOにおける大変動アップデートが実施されました。
ポケモンの強さを決めるCP(=Combat Points)にこれまでにない大幅な調整が入りました。
今回の調整によりこれまで序列の高くなかったポケモンが一気に最強ポケモンに名乗りをあげたり、逆に強いとされていたポケモンが弱体化してしまったりとトレーナー阿鼻叫喚の調整となりました。
調整により強くなったポケモン、残念ながら弱くなったポケモンについて所感をまとめておきます。
強くなったポケモン、弱くなったポケモンの変更前後のCP
詳しい数値は各種攻略サイト様に記載がございますので、そちらを参考にしてください。
それでは、ポケモン別に所感を書いて行きたいと思います。
強くなったポケモンのオススメ
サイドン:変更前CP2243⇒変更後3300(+1057)
今回の調整で最も注目したいのがサイドン。もともと「じしん」「ストーンエッジ」という高火力の技を持ったじめんタイプポケモンで変更前に育てている人も多かったのではないでしょうか。
今回の調整で伝説系のポケモンを抜くとカイリュー、カビゴンに次ぐ第3位のCPを持つポケモンになりました。サイドンを育てていた人は大勝利です。
持っていない人にも朗報。サイホーンをサイドンに進化させるためには「サイホーンのあめ」が50個あれば良いので、巣に行けばすぐに集まると思います。ちょっと良い個体値のサイホーンを捕まえればかなりお手軽にCPの高いポケモンをゲットできるようになります。
明日から「ほしのすな」2倍キャンペーンが始まりますので一気にレベルをあげたいところ。
技はDPSだけ考えれば通常技「どろかけ」、ゲージ技「ストーンエッジ」が最適技になりますが、対カビゴン戦で通常技「いわくだき」、対ウィンディ戦でゲージ技「じしん」も使えると思いますので、技の違うサイドンを数体持っていてもいいかもしれませんね。
ギャラドス:変更前CP2688⇒変更後3281(+593)
もともと強かったギャラドスが更に凶暴化。CPランキングで伝説系ポケモンを抜けば4位になりました。
進化には「コイキングのあめ」400個が必要ですが、かつての不忍池のように大量に湧くスポットや川沿いに行けばすぐに集まると思います。
技は水タイプの「ハイドロポンプ」がタイプ一致の強技ですが、対カイリュー用に十分使えるCPになったと思いますので「りゅうのはどう」のギャラドスを育てたいですね。
対カイリュー用には「りゅうのいぶき」「りゅうのはどう」のギャラドスを作ることができれば一番なのですが、「りゅうのいぶき」は8月のアップデートで覚えなくなってしまったので「かみつく」「りゅうのはどう」を作りましょう。
シャワーズ:変更前CP2816⇒変更後CP3157(+341)
調整前のCPランキングで3位とポケモンGO初期から活躍するポケモン。今回の変更でランキングは5位に下がってしまいましたがCPが増えているので問題なし。むしろ強化されています。
実装間近とウワサされるジョウト地方ポケモンでイーブイの進化先が増えるためか、最近野生のイーブイがたくさん出現するようになりました。「イーブイのあめ」も集めやすいですし、そもそも進化で25個しか使わないのでガンガンしかさせて育てていきましょう。ポケモンGOを始めたばかりの人に最初にオススメしたいポケモンですね。
サンダース:変更前CP2140⇒変更後CP2730(+590)
イーブイの進化先でもっとも微妙なCPで使いにくかったサンダースですが、今後は大活躍の予感がしますね。今回の調整でギャラドスが一気にランキング4位に躍り出た事、シャワーズが相変わらず強ポケモンであることから今後ジムに配置される確率が高くなると予想されます。
特にギャラドスに対してはかみなり技が水・飛行両方に「効果はばつぐん」なのでダメージが1.56倍(1.25倍×1.25倍)になります。楽にギャラドスを倒すためにも1匹は育てたいですね。
ブースター:変更前CP2643⇒変更後CP2904(+259)
こちらもイーブイの進化先。これまではウィンディという炎タイプ最強ポケモンが君臨していたのでウィンディへのつなぎというイメージでしたが、今回の調整でブースターが強化、ウィンディが弱体化されたことで炎タイプ最強ポケモンになりました。
ジム戦の対ナッシー用に炎ポケモンは1匹所持していとかなり便利です。イーブイの進化先なのでこちらも手軽に作れて強いというのが最大のメリットだと思います。
フーディン:変更前CP1813⇒変更後CP2887(+1074)
今回の調整で最もCPが上がったポケモン。変更前のCPだとあまりにも弱過ぎて正直使う気にならなかったのですが、ここまで強化されると一気に使いたくなりますね。
ただ、現状ジムに良く置かれているポケモンに対してエスパー技がそこまで有効ではないのと、進化させるのに「ケーシィのあめ」が125個必要なので作るにしても後回しでいいかなと思います。
弱くなったポケモン(お葬式会場)
かメックス:変更前CP2542⇒変更後CP2291(-251)
リザードンは強化、フシギバナはほぼ現状維持(CP-12)という調整に対してカメックスはCPが-251!
運営はカメックスが嫌いなの・・・?御三家なのに扱いひどくない・・・??
ゲージ技は「ハイドロポンプ」なら劣化ギャラドス、「れいとうビーム」なら劣化ヤドランということで、正直言えば今までもあまり活躍の場はありませんでしたが、この調整はあまりにもかわいそう。完全に使う気なくなります。
調整ではCP一番強くして、使えるポケモンにしてほしかったです。
ジュゴン:変更前CP2145⇒変更後CP1894(-251)
ジム戦の対カイリュー用にラプラスを持っていない人がより手軽に入手できたポケモンだけにこの弱体化は痛い。これならギャラドスやシャワーズでごり押しすればいいかなと思ってしまいます。
今回の東北ラプラスイベントでラプラス手に入れた人も多くいらっしゃると思うのでそもそも需要がなかったのかな。私は使う気満々だったのですが・・・
ウィンディ:変更前CP2983⇒変更後CP2839(-144)
完全に死亡したわけではないですが調整前はカイリュー・カビゴン・シャワーズ・ラプラスに次ぐ、CPランキング堂々の5位だったのが10位から転落どころかまさかのブースターに抜かれて炎タイプでも2位になってしまいました。
それでもCPは高いままなのでこれまで育てていた人はそのまま対ナッシー、対草ポケモン用に使えると思います。前述の2匹に比べたらはるかにまし。
謎修正
今回の修正で手に入りやすく、よく使われているであろうシャワーズやブースター、ギャラドスの大幅強化はなんとなく運営の意図がわかるのですが、
- カイリュー:変更前CP3500⇒変更後CP3581(+81)
- カビゴン:変更前CP3112⇒変更後CP3355(+243)
この2匹、強化する必要あった??
まぁ、カビゴンは強化しないとギャラドス、シャワーズに抜かれてしまうので分かるにしても、カイリューよなぜ強くなった・・・
やはり、最強の座は譲れないという意思表示なのかい。それともここを弱体化すると発狂してしまう人がたくさんいるからなのかい?
この2匹は弱体化されずむしろ強化されたので、これまでと変わらず高個体値を確保して大切に育てていきたいポケモンですね。
まとめ
今回のCP調整で大幅にポケモンの強さ序列が変更になりました。
サイドン、フーディンはCP+1000以上の調整が入り、サイドンは一気にCPランキング3位に躍り出ました。
ほかにもイーブイの進化先「シャワーズ」「サンダース」「ブースター」がそれぞれ強化。野生のイーブイの出現率が増加、進化に必要な「イーブイのあめ」が25個と少ないということで、「ポケモンGO」を始めたばかりの人、ジムに挑戦したいと考えている人はまずはこの3体を作るのがいいのではないでしょうか。
運営もジム戦を多くの人に楽しんでもらいたいという考えからこの3匹を強化したのかもしれませんね。
強化されるポケモンがいる一方、残念ながら弱体化してしまったポケモンも。特に御三家のカメックスの弱体化はかなり残念でした。できれば強くして欲しかった。
明日から始まる「ポケモンGO 感謝祭」イベントでポケモン教科に必要な「ほしのすな」が2倍もらえますので、今回調整の入ったポケモンを眺めながら強くするやつを決めていきましょう。
では、明日からも頑張りましょう!よいポケGOライフを!
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